るぽっとシンパシー

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20代が私だけじゃないと共感し、ほっと一息できるスポット

どんな仕事相手にもリスペクトの気持ちを持つべき

どーも、おっさん女子大生ブロガーのとん。です。

 

 

みなさんは仕事相手にリスペクトを持って接しているだろうか。

 

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私は現在事務所に所属し、プロのモデルとして仕事をしている。

経験はまだまだ一年半のひよっこだ。

 

 

今まで色々な現場で仕事をしたが、一度だけ『バカにされている』と感じた現場があった。

 

その経験を経て思ったこと、それは

 

(相手がめちゃくちゃ仕事が適当とかを除いて)

 

"どんな仕事相手にもリスペクトの気持ちを持つべき"

 

ということだ。

 

 

 

《プロとして同じ土俵にいないと感じた現場》

 

その仕事はオーディションを受けて受かったものだった。

 

メインのタレントさんがいて、その友達という設定。

オーディションに受かった時から、もしかしたら顔は映らないかもしれないと伝えられていた。

 

タレントではないモデルは名前を売っているわけではないため、

‘手だけ‘

‘靴を履いて脚のみ’

と言う仕事も結構ある。

 

だから、今回も 

『ギャラをもらってやるのだからプロとしてしっかり仕事しよう』

という想いで現場に向かった。

 

撮影が始まると、本当に今回は背中のみだなと確信したが、

顔が写ろうが写らなかろうがやることは一緒。

 

 

がしかし、そんな想いを打ち砕く者が現れる。

演出監督

最初はとても面白いおしゃべり好きのおじさんかと思った。

 

彼は

「ごめんねえ、後ろ姿でぇ。顔出したいでしょお?いやーごめんねえ。」と言った。

 

最初に言われた時は気を使ってくれているのかと思い、私は

「いえいえー!背中でもなんでも仕事頂けるだけで嬉しいです!」

と元気に即答。

 

まぁ、2、3回(本当に気遣いだったら1回だろうけど)は我慢する。

でも彼はその言葉を5分に1回連呼するのだ。

結局撮影が終わる深夜までその言葉を言われ続けた。

 

だんだんと、

『この人は私をなんだと思っているのだろうか。』と思ってきた。

 

 

私がノーギャラで職業体験的なやつでやるなら話は別だけど、

 

演出監督が"プロ"として仕事しているのと同じように

モデルの私だって"プロ"として仕事しにきている。

 

 

周りのスタッフも最初は笑っていたものの、だんだんと苦笑いになり明らかに気を遣わせてしまっている。

私は"悲しい"よりも、"悔しい"と言う感情になるタイプなので自分は良かったが、周りの人を不快にさせるのは許せなかった。

 

 

 

《どんな相手でも一緒に仕事をするならその人は"パートナー"》

 

確かに私はキャリアも経験も少なく、年齢も21歳で若い。

しかしプロであり、共にいい仕事をしたいと思っている。

 

仕事の中でのダメ出しやアドバイスは同じ土俵に立っているとみなしているからできるものだ。

仕事相手を見下した言動とは全く異なるものであり、

 

前者は現場をより熱く良い雰囲気にするのに対して

後者は現場の指揮を下げ、みんなが気を使うようになる。

 

 

私はこの経験をした直後はただ、悔しくて見返してやる!と燃えていた。

が、今となってはこうした思いをキャリア一年目にできて良かったと思っている。

 

 

【仕事相手をリスペクトすること】

 

これはどんな現場でも、

どんな相手でも、

"いい仕事"をする上で必要不可欠なことだと学ぶことができたからだ。

 

 

自分がどんなに歳を取ろうと、経験を積もうと

この教訓は忘れない。